キャンプといえば、外で食べるごはんの美味しさも大きな楽しみのひとつ。
でも実際にやってみると、
火加減のむずかしさや手際の悪さにバタバタ…
特に子ども連れのキャンプでは、
簡単に作れて失敗しにくいメニューが大助かりです。
「せっかく自然の中に来たのに、ごはんで疲れた…」
なんてことにならないように、
この記事では、
わが家の実体験をもとに
“手軽で美味しくて子どもウケも抜群”なキャンプ飯レシピを5つご紹介します。
どれも道具少なめ・調味料シンプルで作れるものばかりなので、
キャンプ初心者の方や「次はもっとラクしたい!」というリピーターさんにもおすすめです。
キャンプごはんをもっと快適に楽しむには、
事前準備もカギになります。
➤ 子連れキャンプで本当に役立った!便利グッズ5選 も、あわせてご覧ください。
✅ キャンプ飯、張り切りすぎて失敗した話🥘

最初のキャンプでは「せっかくだから豪華に!」と意気込んで、
・バーベキューコンロ
・ダッチオーブン
・何種類もの食材と調味料
を準備して臨んだものの、結果はというと…
火加減に手こずる →
焦げる →
焦る →
子どもは待てない →
ぐずる →
こちらもぐったり…
まさに“理想と現実のギャップ”を痛感した初キャンプでした。
キャンプならではの調理にワクワクしていたはずが、
実際は調理時間と片付けに追われ、
食事そのものを味わう余裕もなく終了。
この経験をきっかけに、わが家は「がんばりすぎないごはん」をテーマに切り替えました。
それ以来、
準備も調理も後片付けもラクな「簡単キャンプ飯」にシフトしたことで、
食事中の会話も増え、
子どもたちの満足度も上がり、何より親も楽しめるように。
✅ 子どももパクパク!簡単キャンプ飯レシピ5選

✔ H3:1. ホットサンドメーカーで「焼きおにぎり」🍙
炭火も網も使わず、
ホットサンドメーカーひとつで作れるお手軽ごはん。
香ばしく焼けたごはんの香りに、子どもたちも「早く食べたい!」と大興奮でした。
📌 材料(2個分)
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ごはん … お茶碗2杯分
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醤油 … 小さじ2(+みりん少々でも◎)
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ごま or かつお節(お好みで)
📌 作り方
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ごはんを2等分し、軽く握って平たいおにぎり型にする
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表面にうすく醤油を塗る(両面)
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ホットサンドメーカーにサラダ油をうすく塗り、両面を中火でじっくり焼く
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香ばしい焼き色がついたら完成!
📌 ワンポイント
✔ ホットサンドメーカーなら両面が均一に焼けて、外カリ・中ふんわり
✔ 焦げつきが心配な場合は、クッキングシートを敷いてもOK
✔ 中にチーズやしらすを入れても美味しい♪
✔ 2. ポリ袋調理で「ミニカレー」🍛
洗い物を極力減らしたいときに便利なのが、ポリ袋調理
具材を袋に入れて湯せんするだけで、
ちゃんとカレーになる手軽さが魅力です。
子ども用に辛さを調整しやすく、
取り分けも簡単なのでファミリー向けにぴったりです。
📌 材料(子ども2人分)
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ウインナー … 2本(輪切り)
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にんじん … 1/4本(小さめにカット)
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じゃがいも … 1/2個(小さめにカット)
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レトルトカレー … 1袋(甘口がおすすめ)
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ごはん … 適量
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耐熱ポリ袋(高密度ポリエチレン製)… 1枚
📌 作り方
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カレー以外の材料を袋に入れ、軽くもみ込む
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沸騰したお湯で15〜20分ほど湯せん(火加減に注意)
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火が通ったら、レトルトカレーを追加して再度5分温める
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ごはんにかけて完成!
📌 ワンポイント
✔ ポリ袋は必ず耐熱対応のもの(HDPE)を。アイラップがおすすめ
✔ 同時に複数袋を湯せんすれば、味違いのカレーも用意できて◎
✔ 野菜はあらかじめ少し下茹ですると時短に!
✔3. 缶詰アレンジの「さばトマトパスタ」🍝
調味料いらずで簡単&栄養も取れる、缶詰活用レシピ。
魚が苦手な子でも「これなら食べられる!」とパクパク食べてくれた、わが家の定番キャンプ飯です。
📌 材料(大人1人+子ども1人分)
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パスタ … 150g(早ゆでタイプがおすすめ)
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さば水煮缶 … 1缶(汁ごと)
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トマト缶 … 1/2缶(カットトマト)
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塩・こしょう … 少々
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オリーブオイル … 小さじ1
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水 … 300ml
📌 作り方(フライパン1つでOK)
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フライパンにすべての材料を入れる(さばは軽くほぐす)
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中火で沸騰させたら、フタをして弱火で約10分煮込む
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水分が少なくなったら、火を止めて2〜3分蒸らす
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味を見て塩こしょうで整えたら完成!
📌 ワンポイント
✔ パスタは5〜7分でゆで上がるタイプが時短に便利
✔ さば缶の塩分で味が決まるので、味付けは最小限でOK
✔ トマト缶を使うことで、魚臭さもマイルドに
✔ 4. 焚き火スキレットで「ソーセージピザ風」🔥
ピザ生地をこねる余裕はないけれど、
“ピザっぽいもの”は食べたい!
そんなときにおすすめなのが、
市販のトルティーヤや食パンを使った“ピザ風”レシピです。
スキレットひとつでカリッと焼けて、子どもたちにも大人気でした。
📌 材料(2枚分)
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トルティーヤ(または食パン)… 2枚
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ピザ用チーズ … 適量
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ウインナー … 2〜3本(輪切り)
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ピーマン or パプリカ … 適量(細切り)
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ケチャップ … 大さじ2〜3
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サラダ油 … 少々
📌 作り方
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スキレットに油をうすくひき、トルティーヤをのせる
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ケチャップを塗り、具材とチーズをのせる
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フタ(またはアルミホイル)をして、弱火で5〜6分焼く
- チーズがとろけて、底がカリッとしたら完成!
📌 ワンポイント
✔ フタをすることでチーズがよく溶けてふっくら焼き上がります
✔ 焚き火やバーナーの火加減に注意(焦げやすい)
✔ アルミホイルを敷いて焼けば後片付けもラク
✔ 5. おやつにおすすめ「焼きマシュマロ&チョコサンド」🍫
子どもたちがとにかく喜ぶ、キャンプの定番おやつといえばこれ。
焼いたマシュマロをチョコと一緒にビスケットやクラッカーでサンドするだけの、
超シンプルだけどテンション爆上がりの“甘い時間”です。
📌 材料(1人分)
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マシュマロ … 2〜3個
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板チョコ … 適量(1列くらい)
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ビスケット or グラハムクラッカー … 2枚
📌 作り方
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焚き火やバーナーでマシュマロをじっくり炙る(きつね色になるまで)
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ビスケットに板チョコと焼きマシュマロをはさむ
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少しプレスして、とろけたら完成!
📌 ワンポイント
✔ マシュマロは遠火でじっくり炙ると、表面がサクッと中がとろ〜り
✔ ナッツ入りチョコやキャラメルソースを加えてアレンジ無限大
✔ 手がベタつくので、ウェットティッシュをそばに置いておくと安心
✅ 手軽でも大満足!“キャンプ飯”は楽しんだもん勝ち🍽️

「せっかくのキャンプだから」
と気合を入れすぎて疲れてしまうよりも、
“ちょうどいい手抜き”の中に、家族の笑顔や会話が生まれることもあります。
今回ご紹介したレシピは、
どれも難しい手順や特別な道具を必要とせず、
初心者でも失敗しにくく、準備と片付けもラクなものばかりです。
そして何より、食べながら「おいしいね」と話せる時間こそが、
キャンプごはんの一番のごちそうだと感じています。
✅ 次のキャンプは、どのレシピから試してみますか?
まずは“火加減いらず”から、気軽にチャレンジしてみてくださいね。