「キャンプに行ってみたいけれど、子連れだと大変そう…」
そう思ってなかなか踏み出せなかったわが家ですが、
思い切って挑戦してみると、
自然の中で過ごす時間は家族の距離をぐっと縮めてくれることに気づきました。
とはいえ、子どもとのキャンプは「楽しい!」
だけじゃ済まないのも現実。
ごはん、トイレ、遊び、寝る準備……
何かと気を配る場面が多くて、
正直バタバタすることも。
そんな中、
「これがあって本当によかった!」と心底感じたグッズがいくつかありました。
この記事では、わが家の体験をもとに、子連れキャンプで実際に役立ったアイテムを5つご紹介します。
これからキャンプを考えているご家庭の、少しでも参考になれば嬉しいです。
✅ 子連れキャンプって、楽しさと大変さが紙一重⛺

子どもと一緒に自然の中で過ごす時間は、
思っていた以上に特別な体験になります。
小さなことで大はしゃぎしたり、
寝転んで空を見上げたり——家の中では味わえない
「非日常」に、親のほうが癒されることもありました。
でも同時に、
子ども中心のスケジュールで動くキャンプは、
予想以上にハード
とくに初めてのときは、
-
「食事中にどこかへ行ってしまう」
-
「地面に座るのを嫌がる」
-
「昼寝のタイミングが合わない」
など、小さなトラブルが続出。
気づけば、ゆっくりごはんも食べられないまま夕方…
なんてことも。
だからこそ、
「いかに親がラクできる環境をつくるか」が大事なんだと実感しました。
便利グッズの力を借りることで、
ほんの少しでも余裕が生まれると、家族全体の雰囲気もぐっと穏やかになります。
このあとご紹介する5つのアイテムは、
実際にそんな“ピンチの場面”を救ってくれたものばかりです。
✅ 本当に助かった!子連れキャンプの便利グッズ5選

✔ 1. ポータブルベビーチェア or 折りたたみ椅子🪑
まず「これは絶対に持っていってよかった」と感じたのが、子ども専用のイスです。
食事のときやちょっと座らせておきたいとき、
子どもの“定位置”があるだけで、
かなり場が落ち着きます。
特に便利だったのは、
折りたたんで持ち運べる軽量タイプのチェア。
地面がぬかるんでいたり、
虫が多い場所でも、子どもを地べたに直接座らせずに済みますし、
親も「とりあえず座ってて」が言いやすくなります。
📌 わが家の体験談
1歳の頃は、
足が固定できるベビーチェアタイプを使用。
3歳を過ぎてからは、
背もたれつきの子ども用キャンプチェアに変更しました。
どちらも食事中にうろうろせずに座ってくれて助かったのはもちろん、
「ぼくのイス」「わたしのイス」と子ども自身も嬉しそうだったのが印象的でした。
✔ 2. お昼寝できるコット or ハンモック😴
キャンプ中の“昼寝問題”は、
子連れにとって意外と大きな課題です。
楽しく遊んでいたと思ったら突然ぐずり始める…
そんなとき、
しっかり体を休められる場所があるかどうかで、
その後の機嫌が大きく変わります。
わが家で大活躍したのが、
折りたたみ式のコット(簡易ベッド)と、
包み込まれるようなハンモック。
どちらも通気性がよく、
地面の熱や湿気を避けられるため、子どもが快適にお昼寝できる環境づくりにピッタリでした。
📌 わが家の体験談
最初はレジャーシート+タオルでなんとか寝かせていたのですが、
ちょっとした音や風で目が覚めてしまい、親もヒヤヒヤ…
試しにコンパクトなコットを持ち込んでみたところ、
しっかり熟睡してくれて、
親もその間にひと息つける時間ができたのです。
小さめサイズなら荷物にもなりにくく、
2歳〜小学生くらいまでは十分使えると感じました。
✔ 3. ウェットティッシュ+使い捨ておむつ袋🧻
キャンプでは水場が遠かったり、
手が汚れやすかったりと、
「ちょっと拭きたい」
「すぐ処理したい」
場面が何度も訪れます。
そんなときに活躍するのが、
大判タイプのウェットティッシュ
ニオイが漏れにくい使い捨ておむつ袋です。
これは小さいお子さんがいる家庭だけでなく、
小学生でも汚れもの処理や食事後の手拭き用として大活躍。
特に自然の中では手を洗う場所がすぐ見つからないこともあるため、
すぐに清潔を保てるアイテムは本当に助かります。
📌 わが家の体験談
食事前後だけでなく、
虫をさされたときや転んでちょっと血が出たときなど、
「とにかくサッと対応したい」シーンが何度も。
市販のおむつ袋は消臭効果が高く、
子どもが使ったティッシュやゴミも安心して持ち帰れたのがありがたかったです。
また、帰りの車内での“靴の汚れ拭き”にも使えて、
キャンプ後半の疲れたタイミングでもストレスが減る
優秀アイテムでした。
✔ 4. モバイルLEDランタン🔦
夕方から夜にかけての時間帯、
急にあたりが暗くなるキャンプ場では、
灯りの存在がとても重要です。
特に子連れの場合、
子どもが暗闇を怖がったり、
足元が見えず転倒するリスクもあるため、早めの灯り準備は必須。
そこで便利だったのが、
小型のLEDランタンや
モバイルバッテリー兼用のランタン。
テント内やテーブル周り、
トイレまでの道を照らすために、
複数個持っておくと安心感が格段にアップします。
📌 わが家の体験談
最初のキャンプではメインの大きなランタンしか用意しておらず、
「トイレ行きたい」と言われたときに真っ暗で大慌て…
2回目以降は、
子どもが自分で持てるサイズのLEDランタンを1つ用意し、
「自分の灯りがある」という安心感で、
夜の外出もスムーズに。
また、モバイルバッテリー機能つきのランタンは、
スマホの充電用としても大活躍しました。
✔ 5. 食べやすいスナック or 小分け容器🍪
キャンプでは、食事の時間がずれることもしばしば。
「設営で時間がかかった」
「焚き火がうまくつかない」など、
予想以上にお腹をすかせるタイミングは早くやってきます。
そんなときに重宝するのが、
手を汚さずに食べられるスナックや小分けしたお菓子・果物です。
口がさびしいときにちょっとつまめるものがあるだけで、
子どもの機嫌を保つのにも大きく貢献してくれます。
📌 わが家の体験談
最初は袋菓子のまま持っていっていましたが、
気づけば袋ごと砂だらけになったり、
「誰がどれだけ食べたか分からない」状態に…
次回からは、
ジップ袋やシリコンケースで
小分けにして持っていく方式に変更。
すると、
食べ過ぎ防止+シェアしやすい+片付けやすいと、いいことずくめでした。
ちょっとしたことですが、
「気が利いてる!」とパートナーにも褒められた小ワザでもあります。
子連れでも“お試し”としてゆるキャンスタイルを選ぶ
👉まずは日帰りから!初心者におすすめの“ゆるキャンプ”スタイルとは?
✅ あってよかった vs いらなかったアイテムの違い🎒

キャンプの荷物はつい多くなりがち。
「念のため持っていこう」
と思って詰め込んだはいいものの、
結局使わなかった…というアイテムも少なくありません。
子連れキャンプで特に感じたのは、
“便利そう”と“本当に便利”は違うということ。
■ 実際に使わなかったアイテムの例
「せっかく買ったのに…」
と少し悔しい思いをしつつ、次第に分かってきたのは、
「使うかどうか」ではなく、
「ラクになるかどうか」が判断基準になるということでした。
■ “あってよかった”の共通点
-
子どもが安心・落ち着ける(例:自分の椅子、昼寝グッズ)
-
親の負担が減る(例:ウェットティッシュ、ランタン)
-
片付けやすい・忘れにくい(例:小分けお菓子、袋付きアイテム)
この3つの視点で選ぶと、
限られた荷物の中でも“使えるグッズ”がしっかり活躍してくれます。
✅ まとめ|子連れこそ、準備でキャンプの充実度が変わる🌲

子どもと一緒のキャンプは、思い通りにいかないことの連続。
でもだからこそ、
小さな成功体験や「助かった!」
と思える瞬間が、
家族の思い出に変わっていくのかもしれません。
今回ご紹介した便利グッズは、
どれもわが家の“プチトラブル”を救ってくれたアイテムばかり。
そして何より、
親のストレスを減らすことが、
キャンプそのものを楽しむ余裕につながると感じました。
「これがあってよかった」
「次はもっとこうしよう」——
そんなふうに少しずつ工夫を重ねながら、
家族みんなのキャンプがより快適で、楽しいものになっていくといいですね。
✅ あなたにとって「これがあって助かった!」アイテムは何ですか?
ぜひ次のキャンプに向けて、家族にとっての“お守りグッズ”を見つけてみてください。