わが家では、もう5年以上、休日の朝は“おうちモーニング”を続けています。
きっかけは、旅行先のペンションで食べた朝ごはん。「こんな気分を家でも味わえたら…」と思ったのが始まりでした。
平日は時間との戦いですが、休日は時計を少し脇に置き、香りや会話を楽しむ朝に。
今回は、そんな我が家の経験から生まれた、真似しやすくて特別感のある“おうちモーニング”のアイデアをご紹介します。
1. テーブルセッティングで“非日常感”を演出
花やグリーンを一輪添える
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実例:ベランダのローズマリーを小瓶に活けるだけで、朝の空気が爽やかに。
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ポイント:香りがあるグリーンは会話のきっかけにもなります。
ランチョンマットや布ナプキンを使う
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平日用とは別に「休日用クロス」を用意。色や柄を変えると一気にカフェ気分に。
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子どもが柄を選ぶルールにすると、準備も楽しみに。
2. メニューをちょっと特別に
休日だけの定番メニューを作る
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わが家の定番はホットサンド。中身はハム&チーズが基本、時々アボカドやツナをプラス。
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焼ける香りに家族がキッチンへ集まる“朝の合図”に。
家族それぞれの「好きな一品」を盛り込む
家族 | 好きな一品 |
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長男 | とろとろオムレツ |
次女 | ヨーグルト+はちみつ |
夫 | 濃いめのドリップコーヒー |
私 | 季節のフルーツ盛り |

3. 子どもも参加できる調理工程を用意
パンに具材をのせる係
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好きな具材を選び、自分でのせるだけでも子どもは大満足。
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普段は避ける野菜も、自分でのせたら食べてくれることも。
フルーツを盛り付ける係
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色とりどりのフルーツを自由に盛り付け。いちごでハート、キウイで太陽…発想が面白い。
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完成品は写真に撮ってアルバムに残すのも楽しい。
4. 朝時間をゆっくり過ごすための工夫
前日の夜に下ごしらえをしておく
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サラダは洗って水切り→冷蔵庫。
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スープの具材も前夜にカットしておけば、朝は温めるだけ。
片付けやすい食器を使う
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食洗機対応の軽い食器を休日用に。
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「片付けも含めて楽しい朝」にすると後がラク。
5. わが家のお気に入り“おうちモーニング”実例
ホットサンドとスープの組み合わせ
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直火式ホットサンドメーカーでカリッと焼き、チーズがとろっと溶け出す瞬間が至福。
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スープは前日の残り野菜で作るミネストローネ。無駄なく温まる一杯。
パンケーキとフルーツ盛り
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焼きたてのパンケーキに、子どもが盛り付けたフルーツをのせると「わぁ!」と歓声。
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甘い香りと笑顔で朝が始まります。
まとめ
おうちモーニングは、特別な道具や高級食材がなくても楽しめます。
大切なのは「少しの工夫」と「家族で作る時間」。
この積み重ねが、休日の朝を大切な思い出に変えてくれます。