おうちキャンプが最高だった日|家族で楽しむ“非日常”の作り方5選

家族で手軽に楽しむ“おうちキャンプ”をテーマにした記事のアイキャッチ画像 おうち時間アイディア

土曜日の朝、雨の音で目が覚めました。
楽しみにしていた公園キャンプは中止。でも、がっかり顔の子どもたちに「今日は家の中でキャンプしよう!」と声をかけてみると……目がキラキラに✨

外に出かけなくても、アイデア次第でワクワクは作れる。
そんな“おうちキャンプ”の魅力にすっかりハマった我が家の実践アイデアをご紹介します!

おうちキャンプってなに?楽しさのポイント

ランタンの明かりで照らされたテント内の様子。おうちキャンプの雰囲気や魅力を伝えるイメージ

「キャンプ」と聞くと外でテントを張るイメージですが、おうちキャンプはもっと気軽。特別な道具がなくても、室内を少しアレンジするだけで小さな非日常が作れます。子どもにとっては“いつもと違う”だけでもワクワク。大人にとっては準備や片付けがラクなのも魅力です。

✓ 気軽にできる“お楽しみ時間”

アウトドアへ遠出しなくてもOK。思い立ったらすぐ始められて、短時間(30分~)でも満足感があります。天気や予定の急な変更にも対応しやすいのが◎

✓ ちょっとした演出で“いつもと違う”が叶う

部屋の照明を落としてランタンやフェアリーライトを使うだけで雰囲気が激変。リビングに布をかけて“なんちゃってテント”を作ると、子どもは大冒険気分に。

✓ 家族との会話や時間が自然と増える

テレビを消して灯りを落とすと、声や表情に自然と意識が向きます。ちょっとしたゲームや読み聞かせ、今日の出来事を話すだけでも、いつもより濃い時間に。

 

我が家で試した“おうちキャンプ”の楽しみ方5選

室内に設置された星柄のティピーテントと木製のシマウマのおもちゃ

1. ライトと布で“テント風空間”をつくる

最初の盛り上がりポイントは“テントづくりごっこ”
手順の目安(15~30分)

  1. 床にレジャーシートや大きめブランケットを敷く

  2. 椅子やテーブルに大きめの布(シーツでも可)をかける

  3. 中にクッションと小さなテーブルを入れて“基地”完成

  4. 頭上や入り口にフェアリーライトを垂らして雰囲気UP

使う布は厚手だと暗すぎることがあるので、ランタンの光が柔らかく透ける生地がおすすめ。USBタイプのライトなら取り回しがラクです。
※ライトや機器の使用は大人が確認・管理して安全に。

中では絵本コーナーおやつタイムを。子どもが「ここはぼくの“ひみつ基地”!」と嬉しそうにしていたのが印象的でした。

2. キャンプ飯風の“特別ごはん”をつくる

(🍳“外ごはん気分”は味も会話も弾むスパイス)

手軽で盛り上がるメニュー例

  • ホットサンド:食パンにチーズ+ハム。ホットプレートでもフライパンでもOK。

  • じゃがバター(ホイル包み):薄切りにしたじゃがいもをバターと一緒に包み、フライパンで蒸し焼きに。

  • 焼きマシュマロ:耐熱皿に並べてトースターで軽く色づけ。サクッ&とろっの食感が“ご褒美”感。

紙皿や紙コップを使うと、“外ごはん”の雰囲気が出て子どももノリノリ。調理中は大人が目を配りながら安全第一で楽しみましょう。

3. 寝袋や毛布で“お泊まり気分”

夜はリビングを臨時の寝室に。

  • マット+毛布+枕を持ち込むだけでOK(寝袋がなくても十分)

  • ランタンを枕元から少し離して置くと、柔らかい灯りで落ち着く空間に

  • いつもと場所を変えるだけで、子どもは“お泊まり”の高揚感

「ここで寝ていいの!?」と目を輝かせるのは、おうちキャンプならでは。翌朝の“寝起きピクニック朝ごはん”(おにぎり+スープ)も小さな非日常です。

4. “夜の雰囲気”を演出してみる

外に出なくても、夜ならではの楽しさは演出できます。

  • 部屋の照明を落とし、ランタン+フェアリーライトだけに

  • 星空アプリや投影ライトで天井に星を映す

  • ささやき声で“ひそひそトーク”をすると一体感が生まれます

「いつもの部屋なのに、なんか違うね」――そんな一言が出たら大成功。

5. 最後は“語りタイム”でゆったり締める

ごはんもお風呂も済んだら、布団の中で10分の“語りタイム”

  • 「今日のハイライトは?」「明日したいことは?」

  • 小さなライトの下で、ゆっくり言葉を交わす

普段は流れてしまいがちな“間(ま)”が生まれて、気持ちがふっとほどけます。おうちキャンプの醍醐味は、こういうささやかな時間にあるのかもしれません。

必要なもの・あると便利なグッズ一覧

青い壁にピンクと黄色のガーランドが飾られた背景

おうちキャンプの良いところは、ゼロから買い揃えなくても始められること。家にあるもの+少しのアイテムで十分楽しめます。

一覧表(用途・アイテム・コツ)

カテゴリ アイテム例 コツ/補足
床まわり レジャーシート/大判ブランケット 座る・寝転ぶスペースに。滑り止めマットがあると快適
明かり ランタン/懐中電灯/フェアリーライト 間接照明で一気に“キャンプ感”。電池・充電は事前に確認
食事まわり 紙皿・紙コップ・カトラリー 片付けラク&外ごはん気分に
寝具 毛布・枕・(あれば)寝袋 枕やぬいぐるみで“自分の陣地”感アップ
演出 ガーランド/小物トレー フォトスポットに。子どものお気に入りを飾っても◎
お楽しみ 絵本/カードゲーム/小さなおやつ テント内で“まったり”楽しめるものを中心に

✓ 基本セット|これだけあれば始められる

  • レジャーシート or 大判ブランケット:床に敷いて“基地”の境界線づくりに

  • 毛布&枕:寝袋がなくても“お泊まり感”は出せます

  • ランタン or 懐中電灯:灯りを落として手元だけ照らすと雰囲気UP

  • 紙皿・紙コップ:あえて使い捨てを選ぶと外ごはんのテンションに

✓ 雰囲気アップ&より快適にするアイテム

  • フェアリーライト・キャンドル風ライト:間接照明の“魔法”で一瞬で特別感

  • ポータブルスピーカー:小さめの音量で自然音BGMを流すと没入感が出ます

  • 星空アプリや投影ライト:天井いっぱいの星で、子どもも大人も「わぁ!」

  • ホットプレートや卓上コンロ:その場で温め直しや簡単調理も(※使用時は大人が安全に配慮)

追伸:わが家はライト類の多くを100円ショップやプチプラで揃えました。種類が豊富で選ぶ時間も含めて楽しいですよ。

まとめ|気軽に非日常を取り入れてみよう

テント風のトンネルから顔をのぞかせる猫の様子。おうちキャンプの“非日常感”や遊び心を象徴するイメージ

「今日は天気もいまいちだし、出かけるのはやめようか」。
そんな日こそ、おうちキャンプの出番です。大げさな準備は不要。照明・布・マット――たったそれだけで、部屋が家族の笑顔であふれる“遊び場”に変わります。

アウトドアに出かけなくても、ランタンの灯りの下で話したり、リビングで寝転んでみたり。
そのひとときは、きっと誰かの心にやさしい思い出として残るはず。

次の週末、特に予定がない日がチャンスかもしれません。
いつもの部屋に、小さな“非日常”を。

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