わが家では、月に一度の恒例行事として「ピザパーティー」をしています。
きっかけは数年前、子どもが学校から帰ってきて「友達の家でみんなでピザ作ったんだって!」と嬉しそうに話してくれたこと。
その時、ふと「外食やデリバリーもいいけど、自分たちで作ればもっと楽しいのでは?」と思い立ち、週末に初めて挑戦してみました。
結果は大成功。生地をこねるところから焼き上がりまで、家族全員が笑顔で参加でき、食卓はまるでお祭りのよう。
それ以来、誕生日や記念日だけでなく「なんとなく元気を出したい日」にも開催する、わが家の大切なイベントになりました。
1. 準備から盛り上がる「具材えらび」
家族それぞれがトッピング係
スーパーに行く前から「今回は何をのせる?」と相談タイムが始まります。
これが意外と盛り上がるんです。
長男は必ずサラミ、次女はコーンとツナ、夫はとにかくチーズ増量、私は季節の野菜を選ぶことが多いです。
家族 | 好きなトッピング | 理由 |
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長男 | サラミ+ピーマン | ピーマンの苦味とサラミの塩気が合うから |
次女 | ツナ+コーン+マヨ | 甘みとコクがあって食べやすい |
夫 | チーズ3種盛り | とろける食感と濃厚さがたまらない |
私 | ナス+パプリカ+バジル | 彩りがきれいで野菜がたくさん食べられる |

ポイント
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彩りを意識して選ぶと見た目の完成度が上がる
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ソースを複数用意(トマト・照り焼き・カレーなど)すると好みが分かれても安心
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冷蔵庫の余り野菜や前日の残り食材も立派なトッピングに
2. ピザ生地は手作り派?市販派?
わが家の使い分けルール
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時間に余裕がある休日 → 強力粉からこねる手作り生地。発酵時間に香りが広がり「もうすぐ食べられる!」とワクワク感UP。
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平日の夜や忙しい日 → 市販のピザクラストや餃子の皮を活用。餃子の皮は小ぶりで、子どもが自分の分を作るのに最適。
手ごね生地レシピ(直径25cm×2枚分)
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強力粉:250g
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ドライイースト:3g
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塩:小さじ1
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砂糖:小さじ1
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オリーブオイル:大さじ1
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水:150ml
手順のコツ
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イーストはぬるま湯で溶かしてから加えると発酵が安定
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こねは生地がなめらかになり、耳たぶくらいの柔らかさになるまで
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発酵はラップ+濡れ布巾で乾燥防止
3. トッピングタイムは“アートの時間”
自由に並べる楽しさ
生地を伸ばしたら、具材を自由にのせます。
次女はコーンで笑顔マークを作ったり、長男はピーマンでハート型を作ったり。
私も負けじと色の配置を考えて芸術作品のようなピザを完成させます。
親の準備ポイント
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トッピングはあらかじめカット&水切りして皿に並べておく
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生地の上に具をのせすぎない(焼きムラやべちゃつき防止)
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チーズは一番上にのせると焼き色がきれい
4. 焼き上がりまでのワクワク時間
調理方法の選択
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オーブン:250℃で7〜10分。均一な焼き色とカリッとした食感
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フライパン:蓋をして中火で10分、最後に強火で底をカリッと
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ホットプレート:テーブルで焼けるのでイベント感UP
焼き待ち時間の楽しみ方
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サラダやスープを用意してコース仕立てに
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タイマーの残り時間を実況すると盛り上がる
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子どもと「一番おいしそうに焼けたピザ選手権」を開催
5. わが家のお気に入りピザ3選
彩り野菜のバジルピザ
ナス、パプリカ、ズッキーニをグリルしてトッピング。
バジルソースで風味豊かに仕上げ、彩りも鮮やか。
野菜嫌いの次女も「これなら食べられる!」と言ってくれます。
デザートピザ
チョコソース+バナナ+マシュマロ。
焼き上がりに粉糖を振るとカフェ風の一皿に。
甘い香りで家族みんなが笑顔になります。
照り焼きチキンピザ
前日の夕食で余った鶏肉を活用。
マヨネーズと刻み海苔をトッピングすれば和風ピザに変身。
6. 片付けもパーティーの一部に
ピザ作りで出る洗い物は、焼き時間の合間や食後すぐに家族全員で分担。
「誰が一番早くお皿を片付けられるか」ゲーム形式にすると、子どもも楽しんで参加します。
まとめ
手作りピザパーティーは、作る・待つ・食べるのすべてが家族の思い出になるイベントです。
特別な日だけでなく、ちょっとした週末にも取り入れられます。
食卓に笑顔があふれるこの時間、ぜひあなたの家でも試してみてください。