週末、家族でどこかに出かけたい気分。
でも、毎週のようにレジャー施設や外食に行くと、
出費がかさんでしまう…
そんなジレンマを抱えていた時期に、
わが家が見つけたのが「図書館」という選択肢でした。
図書館といえば、
静かに本を読む場所というイメージがあるかもしれません。
ですが最近は、
子ども向けスペースや親子イベントも充実していて、
思った以上に“おでかけ感”を味わえる場所なんです。
特に、未就学児~小学生くらいの子どもがいる家庭にとっては、
天候に左右されず、落ち着いた時間を過ごせる穴場スポット。
今回は、わが家での図書館おでかけの楽しみ方や、
ちょっとした工夫をご紹介します。
✓ 図書館が“おでかけ先”になる理由
図書館って、
「お出かけ」としては地味に思えるかもしれません。
けれど、実際に行ってみると意外な魅力がたくさんあるんです。
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天気に左右されず快適:雨の日でも暑い日でも、屋内で快適に過ごせます。冷暖房がきいているので、大人もありがたい場所。
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子ども向けコーナーの充実:最近の図書館は、絵本や紙芝居だけでなく、おもちゃや知育コーナーを備えているところも多く、子どもが飽きずに楽しめます。
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親もほっと一息つける:静かな空間で本を開く時間は、忙しい毎日の中でちょっとしたリセットになります。
実際、週末の午前中に行くと、
同じような子連れファミリーに何組も出会います。
「特別な場所じゃないけれど、ほっとする」そんな時間が過ごせるのが、
図書館の良さかもしれません。
✓ わが家でよく行く図書館の楽しみ方
うちの近所の図書館には、
広めの児童書エリアがあり、
小さなテーブルやマットが敷かれたスペースが用意されています。
娘はお気に入りのぬいぐるみを抱えて座り込み、
夢中で絵本を読んでいます。
時々、地域の読み聞かせボランティアさんが来てくれる日があり、
そういう日をめがけて「今日はお話の日だよ!」と出かけるのがわが家の定番です。
一度参加したイベントでは、
折り紙や簡単な工作体験があり、
「図書館って、こんなこともやってるんだ」と驚いたことを覚えています。
パパと交代で子どもを見ながら、
自分の読みたい本を探す時間も作ります。
最近では図書館のアプリで事前に予約した本を受け取るだけ、
という日もありますが、やっぱり“行って楽しむ”ことで気分がリフレッシュされますね。
✓ ちょっとした工夫で、図書館おでかけはもっと楽しく
図書館のおでかけを、
ちょっと特別な時間にするために、
わが家で心がけている工夫をご紹介します。
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お気に入りの“図書館バッグ”を持参
借りた本を入れる専用バッグを用意していて、子どもが「今日は何冊入るかな?」と楽しみにしています。自分で本を選ぶ“図書館係”を任せると、自然と主体性も育まれます。 -
おでかけのあとは“ごほうびタイム”
図書館の近くにあるベンチや公園で、簡単なおやつタイムをするのが定番です。おにぎりを持っていく日もあれば、コンビニのパンで済ませる日も。小さなピクニック気分です。 -
読んだ本をテーマにした遊びを家でも
借りてきた絵本をもとに、おうちで簡単なお絵かきやごっこ遊びにつなげることも。図書館で得た刺激が、家の中の遊びに広がっていきます。
「なんとなく行っただけ」で終わらせず、
小さな仕掛けを用意しておくと、
子どもにとっても“楽しいおでかけ”として記憶に残るようです。
✓ 図書館おでかけに向いている家族は?
図書館おでかけは、次のようなご家庭に特におすすめです。
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本や絵本が好きな子どもがいる家庭
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ゆったりとした週末を大切にしたいご家族
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お金をかけずに満足度の高い時間を過ごしたい方
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雨の日の室内おでかけスポットを探している方
ただし、
場所によっては赤ちゃんや年少さん向けの配慮が少ないこともあるので、
静かに過ごすのがまだ難しい時期の子には、
短時間の訪問から始めるのがおすすめです。
わが家では、最初は「すぐ飽きちゃうかも」と思っていたのですが、
意外と長く集中して絵本に向き合うようになり、“成長を感じる場”にもなっています。
✓ まとめ|知のレジャーで週末を豊かに
図書館は、出費ゼロで親子の時間を楽しめる、
ありがたい存在。
本に触れる時間だけでなく、
静かな空気のなかで家族が並んで座る――
そんな光景そのものに、特別な意味がある気がします。
おでかけ=派手なレジャーじゃなくてもいい。
“知のレジャー”という考え方で、もっと気軽に、
もっと身近に、図書館を活用してみませんか?
今週末、「どこ行こうかな?」と迷ったら、
図書館も選択肢に加えてみてください。
きっと、いつもと少し違った週末が待っています。
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