雨の日やおうち時間、子どもとどう過ごそう…?
そんなとき、わが家が助けられたのが「ちょっとしたDIY」でした。
といっても、本格的な工具や材料は不要。
家にあるものや100均アイテムで十分楽しめる、手軽なものばかりです。
「つくって楽しい」「使って嬉しい」「見せたくなる」――
今回は、
実際に家族でやってみて“これはよかった!
と感じたDIYアイデアを5つ紹介します。
どれも小さな成功体験になって、
子どもとの時間がもっと豊かになったので、ぜひ参考にしてみてください。
① いつものおえかきが変身!「オリジナルしおりづくり」
子どもの絵を“作品化”すると、嬉しそうな顔に
家でおえかきをしたあと、
ただ紙を片づけるだけだともったいないな…と思ったのがきっかけでした。
ある日、子どもが描いた絵を切って細長くして、しおりにしてみたら――
「これ、使えるの?」「ママにも作る!」と大はしゃぎ。
本や絵本に挟んで使うと、「これ私が作ったやつだよ」と得意げに教えてくれます。
ただのお絵かきが、“役に立つ作品”に変わるだけで、子どもの満足度がぐっと上がりました。
材料は家にあるものでOK。ラミネートがなくても◎
使うのは、画用紙・色えんぴつ・はさみ・のりなど、いつものおえかきセットでOK。
わが家では、完成したしおりに透明テープを貼って補強しています。
ラミネーターがなくても“ぴかぴか加工”になるので、ちょっと特別感も出ておすすめです。
穴をあけてリボンを通すだけで、プレゼントにもぴったりな仕上がりに。
祖父母へのプチギフトにも喜ばれました。
② わが家の定番!「段ボールキッチン」ごっこ
大人が“のりしろ”だけ手伝えば、あとは子どもの世界
通販の箱を見た子どもが「これ、おうちにしたい!」
と言い出したのが始まりでした。
ちょっと手間かな?と思いつつ、段ボールを切って、ガムテープで“コンロ”や“オーブン”の形にしてあげると、
そこからは子どもの想像力が止まらない!
「ピザ焼きますね〜」「ジュースもありますよ」など、
リアルなやりとりが始まって、いつの間にかごっこ遊びに没頭。
つくって、遊んで、片づけまで含めて“ひとつの流れ”になるので、長く楽しめる遊びでした。
壊れてもOK。また作る楽しみができる
段ボールは壊れてしまっても、
「じゃあ次はレストランにしようか」とまた新しく作れるのが魅力。
材料は無料、失敗しても気にならないので、親としても気がラクです。
わが家では、
調理用のプレートやお皿も紙で手づくりして、
フルセットの“段ボールキッチン”が完成しました。
子どもが「お料理つくったよ〜」と見せてくれる姿に、こちらまでにっこり。
あそび+DIY+創造性のすべてが詰まった、お気に入りの時間になりました。
③ 思い出を飾れる「手形・足形アート」
小さいうちしか残せない“今”をかたちに
子どもの手って、思っているよりあっという間に大きくなっていきますよね。
「今、このサイズを残しておきたい」――
そんな気持ちから始めたのが手形アートでした。
紙に絵の具を塗って、ぺたんと押すだけなのに、
「これ、わたしの手?」「かわいい〜!」と大盛り上がり。
成長記録にもなるし、
日付を書いておけばあとから振り返ったときの記念にもなります。
誕生日や記念日に取り入れると、ちょっと特別感も出せておすすめです。
飾っても可愛い&ギフトにもおすすめ
わが家では、
カラフルな台紙に手形を押して、
動物の顔や季節のモチーフを描き足すようにしています。
うさぎの耳やお花を足したりして、
「自分だけのアート作品」として仕上げていく工程も楽しい時間。
完成したものは、
100均のフォトフレームに入れてリビングに飾っています。
「これ、いつのだったっけ?」と振り返る時間が、
ふとした幸せにもなっています。
また、祖父母にプレゼントしたときもとても喜ばれました。
“飾れる作品”になるので、贈り物としても価値のあるDIYです。
④ 乾かす時間も楽しみに!「風船スタンプ石けん」
作る工程もワクワク、完成したら使って2度楽しい
「手を洗うのを楽しみにできたらいいな」と思って始めたのが、
手づくり石けんでした。
透明なグリセリンソープを溶かして、型に流し入れて色づけするだけ。
途中で好きなスタンプやビーズ、ラメなどを入れて固めると、
まるで宝石のような仕上がりに。
子どもは「これ、明日使っていい?」「プレゼントにもしたい!」と、
目を輝かせていました。
自分で作ったものを“毎日使う”という体験は、
ちょっと特別な気持ちをくれるようです。
色づけは子どもにおまかせでOK
わが家では、食紅や子ども用の水彩絵の具をほんの少し混ぜて色づけしました。
「ピンクにする!」「これは秘密の青!」など、子どもが選ぶ色にはこだわりがあって、
その色が固まるまでのワクワク感もひとつの遊びになっていました。
乾かすまで時間がかかる分、
「まだかな〜」と何度も覗き込む姿もかわいくて。
完成品は石けんとして使っても、飾っても楽しい“思い出アイテム”になりました。
⑤ シール感覚で集中!「マスキングテープで飾るフォトフレーム」
指先を使って、飾る楽しさを味わえる
「マステって何に使うの?」と子どもに聞かれたことがきっかけで、
試してみた遊びです。
100均のシンプルなフォトフレームに、
好きなマスキングテープをぺたぺた貼っていくだけ。
柄を選んで、まっすぐ貼ったり、重ねたり、
ちょっとずらしたり――大人顔負けの集中力を見せてくれました。
細かい作業になるので、指先のトレーニングにもなって一石二鳥。
完成後に「わたしの写真入れて〜!」と、
自分で使いたがるほど愛着がわくようです。
100均フォトフレームが立派な作品に
ベースとなる木製やアクリルのフレームは、
100円ショップに豊富にそろっています。
マスキングテープやシールと組み合わせれば、
材料費300円以内で立派なオリジナル作品に。
我が家では家族写真を入れて玄関に飾ったところ、
来客から「これ手づくりなの?すごいね」と言われて、
子どもが得意げにしていました。
「飾る」までがDIY。
作ったあとにも続きがある体験は、きっと記憶に残るはずです。
まとめ|小さくても“作った!”体験が、思い出になる
自宅でできるDIYといっても、特別な材料や技術は必要ありません。
大切なのは、
“子どもと一緒に作る”というプロセスを楽しむこと。
自分の手で何かを作った達成感は、
たとえ小さなものでも、子どもの心にしっかり残るものです。
「これはわたしが作ったやつだよ」と笑顔で話す姿は、
大人にとっても嬉しいひととき。
今日の工作が、子どもにとって「またやってみたい!」と思えるきっかけになりますように。
まずは、できるものから。わが家の“ちょこっとDIY”が、どなたかのヒントになればうれしいです。
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