せっかくの休日、外は雨。
出かけられないとわかった瞬間、
子どもたちの
「ヒマ〜!」「どこか行きたい〜」が始まりますよね。
我が家でも、
雨の日は毎回“退屈対策”との戦いでした。
そんな中、
いろいろと試してみた結果、
「これはハマった!」
「またやりたい!」
と好評だった遊びがいくつかあります。
今回は、
実際に試して“盛り上がった”室内あそびを、年齢別に紹介します。
特別な道具がいらないもの、
ちょっとしたアイデアだけで楽しめるものが中心なので、
ぜひ今日から使ってみてください。
0〜1歳|五感で楽しむ“ふれあい”あそび
やさしいタッチの“おててパペット”
まだ動きが限られている0歳〜1歳の赤ちゃんには、
目で見て楽しく、安心できる“ふれあい”が一番。
わが家でよくやっていたのは、
手にはめた靴下で「こんにちは〜」
と話しかける簡単な“おててパペット”
目の前で動かしたり、
軽くほっぺにタッチしたりすると、
声をあげて笑ってくれました。
ぬいぐるみでもOKですが、
手の動きに合わせて表情をつけられるので、
家にある靴下や手袋で十分楽しめます。
身近なもので“音あそび”を楽しむ
お米を入れた小さなペットボトル、スプーンとボウル、カシャカシャ音がするビニール袋など…
家にあるものを使って、
音の違いを楽しむ“ミニ楽器あそび”もおすすめです。
特に反応がよかったのは、
ペットボトルにビーズを入れた「手作りマラカス」
ふるたびに色と音が変わるのが面白いようで、
ずっと振って遊んでいました。
安全性を第一に、
ふたはしっかりテープで固定しておくと安心です。
2〜3歳|好奇心をくすぐる“発見”あそび
新聞紙ビリビリ大会
雨の日に限らず、
子どもは“破る”という動作が大好き。
新聞紙を広げて
「思いっきりビリビリしていいよ!」と言うと、
目をキラキラさせて破き始めます。
ある程度破った後は、
「雨ふりごっこ」や「新聞紙プール」にして遊ぶと2度楽しい。
掃除は少し大変ですが、
エネルギーを発散できるのでおすすめです。
洗濯ばさみアート
洗濯ばさみをカゴにいっぱい出しておくだけでも、
子どもにとっては立派なおもちゃに。
ぬいぐるみに着けたり、
カゴに並べて色分けしたりと、
想像力を使った遊びが始まります。
紙皿や厚紙に穴を開けておくと、
“とめる・はずす”の手先の練習にもなりますよ。
安全なプラスチック製を使うと安心です。
宝さがしゲーム(室内バージョン)
お気に入りのおもちゃを1つ隠して、
「どこにあるかな〜?」と一緒に探す
シンプルな宝探し。
「近いよ〜」
「遠いよ〜」のヒントを出していくと、
ゲーム感覚で盛り上がります。
ぬいぐるみやシール、
小さな風船など、
探す対象を変えて何度でも楽しめる定番の室内遊びです。
4〜6歳|一緒に楽しめる“ごっこあそび”
お店屋さんごっこ(材料はダンボール)
「いらっしゃいませ〜!」と声が聞こえてきたら、
始まりはお店屋さんごっこ。
わが家ではダンボールと折り紙で野菜やパン、
お菓子を作って、
簡単な“スーパーごっこ”をしていました。
レジは空き箱+おもちゃのお金でOK。
買い物袋を用意するとさらにリアルに。
親が「お客さん役」になると、
大盛り上がり間違いなしです。
レストランごっこ(注文メモも書いてみる)
紙とペンがあれば、
すぐに始められるレストランごっこも人気でした。
子どもが「店員さん役」になって、
「ご注文どうぞ」とメモ帳を片手に接客スタート。
こちらが
「ハンバーグとカレーをください」と注文すると、
ぬいぐるみやブロックで“料理”を作ってくれます。
文字が書けなくても、
ぐるぐるのメモをとるだけで、
なりきり度がアップしますよ。
人形劇をつくって発表タイム
紙袋や靴下で簡単な人形を作って、
人形劇をするのも楽しい時間です。
「おはようございます〜」
「こんにちは〜」など、
即興のセリフを考えるのがとても刺激になるようで、
気づいたら親が観客で、
子どもが演じていました。
見ているうちにこちらも参加したくなって、
結果的に家族みんなで笑って過ごせる遊びです。
小学生〜|体力&想像力をフル活用!
家の中“探検ミッション”
「この家の中に、赤いものを3つ探せ!」
そんな“探検ミッション”が、
小学生には大ウケでした。
色・形・数などテーマを決めて、
お宝を探す感覚で動いてもらうと、
自然と体も頭も使います。
ミッションを紙に書いて渡すと、
さらにワクワク感アップ。
ヒントカードやタイムアタック方式にしても
盛り上がります。
クイズ&なぞなぞ大会
静かに過ごしたい時間帯には「クイズ大会」がぴったり。
紙とペンがあれば、
自作クイズを出し合うのもおすすめです。
子どもが司会役、
大人が回答者になるだけでもテンションが上がります。
ちょっとした知育にもなって、
時間があっという間に過ぎますよ。
紙コップでピラミッド合戦
紙コップをどれだけ高く積めるか、
何段まで崩さず作れるか…
というシンプルだけどハマる遊び。
高さを競ったり、
タイムアタックで勝負したりと、
バリエーションは無限です。
最後に「風(口)で吹き飛ばす選手権」になることもあって、
大人も夢中になってしまう遊びです。
年齢を問わず楽しめた“わが家の万能あそび”
親子ストレッチ&音楽に合わせてダンス
雨の日に体を動かしたい時は、
ストレッチやダンスが大活躍。
わが家では
YouTubeで流れるキッズ向け音楽に合わせて、
親子でストレッチからスタート。
途中からはジャンプしたり回ったり、
自由に踊って運動不足解消!
赤ちゃんを抱っこしたまま揺れるだけでも、
いい気分転換になりますよ。
トランプ&UNOで本気勝負!
「勝ちたい!」という気持ちが強くなってきた子には、トランプやUNOのような勝負系ゲームがおすすめ。
ババ抜きや神経衰弱、七並べなど、ルールを覚えるだけでも十分知育になります。
あえて手を抜かず“本気”で勝負すると、
子どももやる気満々。
負けたときに悔しがる姿すらも、いい経験のひとつです。
まとめ|雨の日こそ“家あそび”の出番!
雨の日の休日は、なんとなく気分も沈みがち。
でも、ちょっとした工夫や遊びの引き出しがあれば、
家の中でも思いきり楽しめます。
「今日はつまらなかったな…」とならないように、
子どもの年齢や気分に合わせて遊び方を変えていくことで、
ぐっと満足度の高い1日になります。
大切なのは、
特別な道具じゃなくて、“一緒に楽しむ気持ち”
「またやりたい!」の声が聞こえたら、
その日の雨も悪くなかったなと思えるはずです。
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