「100均で手軽に遊び道具を作りたい」「段ボールでキッチンを作ってみたい」そんな方に向けた記事です。
「ママ、今日はお料理屋さんするから来てね〜!」
わが子がハマっているのは“ごっこ遊び”だったころ。
中でもキッチンごっこはお気に入りで、本物みたいな調理台があったら…と思って作ってみたのが、段ボールと100均グッズで作る「ごっこ遊びキッチン」。
DIY初心者の私が、家にあるもの+100均素材でチャレンジした記録をまとめました。作って楽しい、遊んで笑顔。そんな小さな達成感のある「庶民派おうち遊び」の参考になれば嬉しいです。
✓ 材料はほぼ家にあるものでOK!我が家の“なんちゃってキッチン”制作記録
材料集めは「家にあるもので何とかならないかな?」というところからスタート。
一番大きな段ボールは、近所のスーパーでもらったお米の箱。しっかりしていてキッチン本体にぴったりでした。
天板に貼ったリメイクシートは、木目調の100均アイテム。
貼ると一気に“それっぽく”なって、自己満足ながらニヤけました(笑)
シンク部分は牛乳パックを切って枠にし、中に空き容器をセットして「水道風」に。つまみはペットボトルキャップを2つ並べて、それっぽくデコレーション。
✓ 作業ステップの工夫|失敗しながら学んだこと
1日目:段ボールの骨組みを組む → 強度不足に気づいて再設計
2日目:リメイクシートを貼り、シンクを設置 → 空き容器が浅くて水道感ゼロだったため、深さのある豆腐パックに差し替え
3日目:コンロ・つまみ・収納を設置 → 火口部分は黒画用紙+赤テープで「着火風」に演出
4日目:壁面にフックを取りつけて、おたまやトングを吊るせるように → ごっこ遊びの幅が広がる工夫!
作る中でいちばん苦労したのは「バランス」
段ボールは軽いので、ちょっと手をかけただけで傾く…。
最終的には底に古い雑誌を詰め、全体に重みを持たせて安定させました。テープも「普通のガムテ」だと剥がれやすかったので、布テープ+強力両面テープに変更して固定。
✓ 予想外の反応に感動。子どもが見せた創造力の世界
完成品を初めて見た時のわが子の反応。
「うわぁ〜!これ、ほんとに作ったの?ありがとう〜!」
と抱きついてくれた瞬間、もうそれだけで大満足でした。
そのあとも毎日のように「今日のメニューはね…ハンバーグとスープ!」とノリノリで注文をとってくれる。
「ママ、お水も出してね!」と、コップをシンクに当ててじゃばじゃばするマネをしていたのが可愛すぎて…。
一度、お友達が家に遊びに来たときは二人でお店屋さんごっこが始まり、
「ご注文はなんですか?」「ピザください!」「ちょっと待っててくださいね〜」と、ちゃんと順番待ちまで。
子どもの想像力って、ちょっとした舞台さえあれば無限に広がるんだなあと、しみじみ感じました。
✓ 応用アイディア:キッチンだけじゃない!アレンジで“遊びの幅”を広げる
このDIYをきっかけに、段ボール+100均の組み合わせにハマってしまい、次は「レジ台」や「お弁当屋さんカウンター」も作ってみました。
レジ台は、おもちゃの電卓+プリンカップの小銭トレイで簡単に雰囲気UP。
キッチンと並べると、小さな“おままごとワールド”ができあがって、家の中がまるでミニテーマパーク。
ちょっとした収納棚を作るだけでも、食材おもちゃの出し入れができるようになって、「片付け=遊び」に変わるのも嬉しいポイントです。
まとめ|DIYは“遊び”でもあり“育ち”でもある
段ボールと100均アイテム。
材料だけ見るとチープだけど、親が手間をかけた分、子どもにはちゃんと伝わるんだなと感じました。
「作って終わり」じゃなく、「一緒に遊び続けられる」ことが、DIYキッチンの魅力。
お金をかけなくても、気持ちとアイディア次第で、親子の世界はぐんと豊かになります。
「次は何つくる?」「○○屋さん!」
そんなやりとりが毎日の原動力になってました。